Supplementary Entries

This page hosts a number of supplementary entries regarding C-RYU, both directly and indirectly. Notably is the Mirea Oktoberfest, where C-RYU's canon debut occurs, even if for a short time. All entries of the event can be found below, though C-RYU only shows up briefly during the -Final- entry of the event:

M.O.FM.O.F -2nd--M.O.F -3rd-M.O.F -Final-M.O.F -Final 2nd-

Meanwile, these entries regard Shiryuu, the dragon who's name sounds like C-RYU's, and provide context about why folks might be afraid of the dragon. I also put a few other entries that mentioned Shiryuu in here as there's a lot of interesting worldbuilding for this game, especially in regards to the dragons:

Shiryuu's EntryDragon Lineage TheoryStar PalacePurger Sword

M.O.F

ミレイア王国で開催された収穫祭『ミレイア・オクトーバーフェス』の略称。元々は単なる地元の祭りでしかなかったが「ミレイアでもフェスを開催しますわ!」と奮起した姫君によって、バージョンアップ。各方面から協力を取り付けた結果採れたての作物を使った地元料理と大量のビールを味わう事ができる美味しい祭典へと生まれ変わった。

M.O.Fには、開催に協力した星見の街からも大勢が参加する事となった。何人かの女性陣は、フェスの装いとしてディアンドルと呼ばれる娘服に身を包み賑わいに声を弾ませた。誰もが祝祭を楽しみ、語らい、歌い、踊る。そこには笑顔と陽気が溢れていた。――溢れすぎて、大分こぼれてしまう程に。そう。一部の酒好きと、大量のビール。そこへアットホームでパーティー大好きなミレイアの国民性が加わってしまえばもう、大騒ぎは必至なのである……!

発端となったのは、いい感じに仕上がったスズカによる隠し芸大会だった。そこへ他の酔っ払いやミレイア国民が続きカヅチが雷舞(ライブ)を熱唱。更に、際限なく盛り上がっていく熱狂を昇華させる場としてジグザが神楽舞台を描きだした結果――天から、風神を名乗る化生『ゼップウ』が乱入してくる事態にまでなってしまった。その瞬間M.O.Fは、本当に神威降臨した系の収穫祭となったのである。

カヅチとの雷舞セッションを経て、最終的にゼップウは神ではないと判明したものの一連の騒動は、多くの人々にとってM.O.Fを伝説とするに十分であった。その熱は祝祭が終了しても冷めずミレイア国民からは早くも次の開催が待ち望まれているようだ。――なお、余談ではあるが。カヅチとゼップウの姿を描いたジグザの生絵巻は、ミレイアの新たな秘宝として(一方的に)認定されている。

WIP, but noting that MOF stands for "Mirea Oktoberfest"


*footnotes

M.O.F -2nd-

M.O.Fの僅か数週間後に催された第二のM.O.Fの事。星見の街の協力もあり、ミレイア史上最大の盛り上がりとなった前回M.O.F――その動員に味を占めたトーリア姫によってハロウィンを口実に、再び開催された。一応はハロウィンの区分ではあるものの十分な量のカボチャを用意できなかったため代わりにキノコが採用されている。

半ば以上、ノリと勢いだけで開催されたかのように思える2ndだが――・国興しをしたいというミレイアの目標。・国土は些かミニマムだが 催し物をするには十分な空き地。・陽気でお祭り好きな国民性。・毎週のバーベキューで鍛えられた野外力。・商機を見出した商人達。と、フェスの開催に適しすぎた条件と様々な偶然と奇跡をもって、最終的には前回と並ぶほどの大好評を博す事となった。尚、トーリア姫の意向に反しパルペブラのハロウィンも参加したいという国民の声もあって開催時期は微妙にズレつつ3日間ほどは被っている。

月も跨がぬ強行連続開催により異様なテンションとなったM.O.Fしかしそれに見合うイベントがもう無い!となった状況を救ったのはプラチナムによる特別興行であった。特に煌めきのスターとミレイア最強騎士(キノコ兜)の対決は人々を大いに盛り上がらせた。しかし、なぜか一番目立っていたのは審判をしていた薔薇の麗人だったと言われている。

WIP


*footnotes

M.O.F -3rd-

M.O.F -2nd-の数週間後に催された第三のM.O.Fの事。前回までの成功で「これはもうミレイアの時代が来た!といっても過言ではありませんわーー!!」と、調子に乗りすぎたトーリア姫によって完全無策のまま開催された。もはや時期的にも開催趣旨的にもオクトーバーは全く関係ないがせっかく上がった知名度を利用したいという極めて打算的な判断によりナンバリングタイトルが続投されている。

3rd開催にあたって、星見の街の面々とトーリア姫は各地を奔走する羽目に陥った。前回の時点でフェスの目玉イベントが既に枯渇気味だったにもかかわらずなんの展望もなく企画が走り出してしまったせいである。そして方々を駆け巡った結果、なんとかPBCヒーローによるショーやエンタメ部によるラップ&ダンス公演ゴーレム関係者による天下一ゴーレム武闘会などのイベントをもぎ取る事に成功。辛うじて、開催へとこぎ着けた……が……。結論から言うと、3rdは失敗した。

原因は、客のフェス疲れである。お祭り好きのミレイア国民と違って一般の人々は、立て続けに開催されるM.O.Fについていけなかったのだ。かくして、3rdの動員は身内しかいない規模で終わってしまった。国民の気性もあってフェス自体はミニマムに盛り上がったがミレイア王国のお財布事情は甚大なダメージを受ける結果となった。トーリア姫はこの一件からスケジュール管理とマーケティングの大切さを学んだという。

しかし、功を奏した出来事もあった。イベントで有力者が集まっていたお陰で3rd終了間際に飛び込んで来た急報に即応する事ができたのだ。それは、逗留していたラーゼルト王子一行の元へ舞い込んだファーランド国難の報せであった。事情を聞いたトーリア姫は、支援を即決。選りすぐりのミレイア精鋭を率いてラーゼルト王子一行と共に、すぐさまファーランド王国へと旅立っていったという。To be continued in the next M.O.F――"

WIP


*footnotes

M.O.F -Final-

M.O.F -3rd-の数週間後に催された第四にして最後のM.O.Fの事。ノリで開催された他のM.O.Fとは異なりFinalはファーランドへ赴いたトーリア姫とミレイア精鋭、そしてラーゼルト王子一行の凱旋を祝して行われた。……凱旋というと聞こえはよいが、実際はアースラム王子に挙兵をしこたま怒られごめんなさいして帰ってきただけではある。しかしながら、他国とはいえ国難の打破や参加者の無事の帰還が喜ばしい事に変わりはなく、ならば盛大にお祝いしちゃうのも当然なのである。

しかし、フェスをしようにもめぼしいイベントは既に尽きているのでは?誰もがそう思った、その時……ミレイア王国は遂に出会ってしまった。……コルルルという逸材に。かくして、此度のM.O.Fではノエネら4組のコズミックアイドル達によるコズミックパワー全開ライブが開催される運びとなったのである。普段は一癖も二癖もある彼女達だが星見の街で大きく成長を遂げたその実力に間違いはなかった。M.O.Fは大いに盛り上がり、しかし次の瞬間、異変が起こった。天を割り、正体不明の男性アイドルと1匹の竜が降り立ったのだ。

M.O.Fに突如として現れた謎のユニット。その正体は、辰国代表のコズミックアイドルC・RYU(シリュウ)と彼の相棒たる神獣、コルメタレイであった。ライブで高まりすぎたコズミックパワーが正月を待たずして、新たなアイドルを呼び寄せてしまったのである。そしてお約束の如く始まる偶像決戦――ッ!――当然、4対1で勝てるはずもなく。C・RYUは囲まれボコられ(比喩表現)あっという間に敗北した。しかしながら、突然のサプライズイベントに観客達は大熱狂。結果としてM.O.F -Final-は大盛況で幕を閉じる事となるのだった。

WIP


*footnotes

M.O.F -Final 2nd-

M.O.F -Final-に次いで催された第五にして最後(二回目)のM.O.Fの事。……なのだが、これを開催回数としてカウントしてよいかは議論を要する。というのも、このM.O.Fは非公式――もっと有り体に言えば、Final(前回)の二次会が、このFinal 2ndなのである。

その始まりは非常にあやふやだった。 Final終了後、まだちょっと名残惜しいな~ と思った少数(主に酒飲みである)が 余り物の料理を持ちよって広場の片隅で ぐだつくうちに、一人二人と参加者が増え いつの間にかまったりとした飲み会になって しまったのだ。 そしてそこには、星見の街の人々も 大勢が参加していたのである。

特にイベントもなく、盛り上がりもなく。とりとめない雑談は、くだらなくオチもなくしかし何故か楽しくて。大した事などしていないのに、その時間はかけがえのないもののように感じられた。Final 2ndの有様は、本当に単なる二次会としか言いようがなかった――――その開催期間が丸1ヶ月に及んだという異常さを除いて。そう。二次会的なこのM.O.Fは一夜どころか、クリスマスも越えて年末年始まで続いてしまったのだ……!

まさに駄目な大人の見本市。一応、参加者の名誉の為に補足しておくが流石に1ヶ月もの間同じ顔ぶれが並んでいた訳ではない。大半の者は数時間、長くても数日で元の生活へと帰っていった(当たり前)。しかし、それと同時にFinal自体には参加できなかったが時間の都合が付いたので顔を出しにきた者。なんか楽しそうな事をやってるのでとりあえず様子を見にきた者。商売を始めようとして怒られた者。一度は仕事で抜けたが、また戻ってきた者。等々、大勢が入れ替わり立ち替わりした結果この小さなM.O.Fは長きにわたり保持されてしまったのである。

だが、それでも限度というものがある。最終的にFinal 2ndはキレた良識ある大人達によって新年三が日を以て強制解散をさせられようやく終息する事となった。自堕落サイコーは、自堕落のみをよしとする思想ではないのだ。かくして、秋から続いた一連のM.O.Fは今度こそ本当に閉幕となったのである。しかし、それは一時の休息にすぎない。トーリア姫はM.O.Fを例年行事とする事を既に決定しており、人々は秋の開催へ向けて今から準備に励んでいるという。

たとえ祭りが終わっても思い出が消えてしまう訳ではない。たとえ居並ぶ顔ぶれが変わってもM.O.Fが真に喪われる事はない。人々の胸に もう一度、何度でもと願う心がある限りは。M.O.F is forever………

WIP


*footnotes

Shiryuu [始龍] [シリュウ]

西暦の終わり。増加し続ける超能力者達が夢に視た、龍の眼。それを前兆とし、消失した渋谷跡地の『大穴』から姿を現した、巨大なドラゴン。その爪は世界を切り刻みその咆哮は現実を溶かす。始龍の出現をもって、渋谷跡地は後に深淵と呼ばれる異世界へ通じる特異点に変貌。多重世界との連結が現実のものとして人々に認識されるようになった。

加速する物理法則の変化。溶ける空間。そして異形の者達の出現に人類は怯え、始龍は脅威と見做された。が、熱核兵器を含めた近代兵器の効果は乏しく、唯一効果が認められたと思われた超能力者達の投入も、力の暴走に伴う融解現象により、始龍の力をむしろ増大させている事が判明した。 時の人類は、対抗策を失った。始龍との対決は、異世界との邂逅により後に『魔法』と呼ぶ事となる共有可能な世界観を獲得するまで待つ事となる。

西暦が終わり、新たな暦が40を過ぎた頃。数多の世界と手を携え、大いなる者と邂逅した事で力を得た人類は遂に始龍を打ち倒した。始龍の核、夢を見る眼は深淵へと消えた。しかしその残骸の多くは世界に遺り龍の脊椎にあたる部分からは、後の多重世界戦争を掌握する力――『星乃ミコト』の千切れた半身が発見された。英雄達は、壊れた世界を修復しようとした。しかしそれは、長きに渡る支配の歴史上位者達の時代の始まりだったのである。

星の宮に満ち、上位者達の夢に囲われていた龍の力はレムナによって始龍に還された。しかしその力は出現当時に及ぶものではなく存在の希薄な霊体に近い存在であった。勇者、粛清者、古龍、廃竜を含むドラゴン達。始まりの龍は多くのものに分割されておりレムナが望んだ、時すらも遡る世界の改変はその統合を欠いた状態では、不可能だった。計画は、アルクが眼前に現れた時点で破綻し彼はただ、終わらせるためだけに龍を召喚したのだろう。

WIP


*footnotes

Dragon Lineage Theory[龍の系統論]

グラム・ウォルンタスによる論考概要。始まりの龍、始龍を根源としたドラゴン達の位置づけに対する考えをまとめたもの。

始龍始まりの龍。始原となるもの。遠い世界から来たものでありドラゴンという形はこの存在を呼び寄せた少年が与えた形だと思われる。西暦世界には幻想生物としてのドラゴンの概念や絵図がありシブヤの人間達もそれを証言している。

古龍始龍の残骸から、復元を試みて製造された6体の龍。始龍の力を色濃く受け継いだ存在であり単独による世界転移能力と転生という形で不死性を保有している。※雷龍は素晴らしく美しい光のやつはダメだ。

粛清者上位者が扱う駒であり、人型をしているがその内実は龍に連なるものだった。古龍を制御不能の存在として生み出した反省から、その姿形を歪めて造り上げた醜悪な劣化版の人形だと思われる。揺らぎの迷宮に現れた異形個体は廃竜と共通する特徴を備えておりこれは星の逆槍によってドラゴンとしての姿に戻された形態だと判明している。※ノヴァというガキに文句を言おうとしたがニルヤーナに止められた。何故だ。

竜一般にドラゴンと呼称される者達。生殖し世界に適合し続けた事で神秘性を失った者も多い。古龍に生殖能力がないため、彼らの直系ではない事は確認されていた。最古の化石は1万2千年前頃である事から彼らは始龍の死と共に誕生したものでその種子は龍脈を通して世界に撒かれたものと考えられる。我々の世界に、ドラゴンが多いのは私が見つけてしまった、パルペブラの大穴こそが始まりの地だったためだろう。

廃竜星喰いと呼ばれる、穴の向こう側の存在――始龍の力を求めた異界の存在が竜に寄生し、その存在を歪めたもの。強力な個体ではあったが、知性や意志を備えていないために脅威は薄かった。しかし、シブヤの能力者と感応したケースや迷宮に現れた粛清者の異形は意志――『願い』を介在する事でより根源に近い力を得るに至った。※学院ではこれを廃龍と呼称したそうだがあんな化け物どもに龍の名は不相応だ。

WIP


*footnotes

Star Palace [星の宮]

ノヴァ曰く上位者が住まうとされている星見の街の上位のレイヤーに位置する場所。自動的に粛清者を派兵するシステムがあるようだが星の逆槍を使えばその制御権を奪えるそうだ。しかし、世界を監視する目であるステラと星を滅ぼす剣である勇者を失った上位者が未だ沈黙を守る理由は、不明のままである。

地平線まで続く白い空間とそれを照らす巨大な光球。そびえ立つ神殿。『中枢』と呼ばれる内部には大樹を彷彿とさせる光の柱が天地を貫いており上位者達は光に抱かれるように眠っていた。しかし、それも偽装にすぎない。剥がれた光の中で、アルクが視たものは半身を失った、星乃ミコトの遺骸だった。

その正体は終わらない夢を見続ける為に上位者が築き上げた、巨大な揺り籠。上位者達は星乃ミコトの死を隠蔽しミコトの模造品たる最初のステラ『ノヴァ』を使う事で始龍の力に介入していたが結局、彼らの大望は果たされる事は無かった。以来、上位者達は龍と共に眠り夢の中で永遠の充足を得る事を選んだ。彼らのは望みは、今やただ一つ。もう誰もこの夢を乱さぬようにと人も、世界も、変わる事を禁じたのである。

WIP


*footnotes

Purger Sword[粛清の剣]

ステラを『星を視る者』と称し狼狽したアドミニスターが語った言葉。ステラの傍らにその存在が無い事に安堵した彼女は、ステラ達の抹殺を躊躇なく決断した。

黄金の龍、聖龍ラフマーノは勇者の存在を指しこの言葉を使っており龍とはその力を増加させるための餌に過ぎないと語っていた。

上位者によって造られた世界を粛清するための、最強の兵器。勇者と呼ばれる者の、本来の名である。その力の真価は、古龍を殺し刻印として力を奪う事で発揮され、惑星全土を焦土と化すような粛清が幾度となく行われた。そうした殺戮行為に疑問を抱き女神に反旗を翻した勇者も存在したがしかし力の簒奪や記憶の洗浄といった剣に対しての権能を持つ女神に彼らの抗う術は、無かったのである。

こうした勇者の性質・機能はしかし全てが上位者達の思惑通りに設計されたものではなかった。上位者達は、始龍の模造品となる6体の龍――後の古龍を試験的に製造したが古龍が知性を得た事、そして『転生』により抹消する事が叶わないと知った事から古龍を御する力を求めた。つまり勇者、粛清の剣とは古龍から力を奪うための装置だったのである。

強大な力を保有しつつ自由意志を持つ――これは兵器としては極めて大きな欠陥だが彼らは不死性を持たない。消せばまた現れる。リセットする事ができる。つまり、使い棄てる事が容易かった。星乃ミコトを使ったものの中で言えばむしろ勇者は設計と制御に成功した例だと言えるだろう。

WIP


*footnotes


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